骨腱接合部の障害エンテソパチーとは

筋と腱のオーバーユースは骨腱接合部に影響し、代謝性、内分泌性、炎症性の症状に陥ります。

これらの変化は骨腱接合部に構造変化を引き起こし、繊維軟骨層の肥厚や石灰化、石灰化層の嚢胞形成、腱実質の細胞数減少や石灰化をもたらします。

この骨腱接合部の障害のことをエンテソパチーといい、障害であるとともに炎症のひとつであると考えられています。

骨腱接合部での損傷は腱実質の損傷に比べ、遅い速度の負荷で発生します。

骨腱接合部の損傷は主として軟骨下骨で発生することから、骨腱接合部そのものが弱いというわけではありません。

事実、骨腱接合部に大きな外力が加わったとしても、断裂せず耐えうることが研究により分かっています。

損傷した骨腱接合部において、時折、骨が引っ張られるような感覚があるとされており、小さな骨片が腱とともに剥離していることが考えられます。

こうした炎症は神経過敏による慢性痛を引き起こす原因となり、さらなる腱障害を引き起こすこととなります。

上腕骨外側上顆炎やアキレス腱炎などもエンテソパチーのひとつであるとされています。

その予防のために、トレーニング、コンディショニングを含めた適切なリスク管理を心がける必要があるでしょう。

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