テニス肘とは

テニス肘とは、正しくは上腕骨外側上顆炎といい、上腕骨外側上顆に付着する前腕筋群のオーバーユースや微細損傷による障害です。

反復される手関節背屈や前腕回外運動によって外側上顆に付着する共同腱の変性が大きく関係しているとされています。

上顆炎と銘打ってはいますが、炎症所見がみられないこともあり、中年期に好発することからも腱付着部の退行変性が根本的な原因であると考えられています。

主な症状は外側上顆部の疼痛、手関節背屈や前腕回外時の疼痛、握力の低下です。

外側上顆炎には外側上顆に付着する筋群のなかでも短橈側手根伸筋が最も関係しているといわれており、テニス動作において特に短橈側手根伸筋に高い筋活動が要求されること、片手バックハンドでは短橈側手根伸筋腱に大きなストレスがかかるとされています。

さらにバックハンドにおける肘伸展・回外位では短橈側手根伸筋腱と上腕骨小頭との間の圧が上昇することからも、変性がより進行しやすいと考えられています。

関連記事

  1. 前かがみとスクワット姿勢の利点・欠点

  2. 梨状筋の内旋作用を用いたストレッチ

  3. デスクワーカーの座位姿勢を考える。

  4. 前腕骨間膜について

  5. 神経系の適応は筋活動に依存するか

  6. 違和感を考える

カテゴリー一覧

    おすすめ記事