腰痛と早歩き

人間は体のどこかに痛みを抱えているとき、自然とおそるおそる歩くようになります。

それはその人にとって痛みのでないような歩き方であり、何か合ったときにすぐ対処できるような歩き方なのだと思われます。

しかし、こと腰痛患者においては、むしろ早歩きのほうが効果的であると考えられています。

ただ早歩きといっても、よく腕を振る必要があり、これによって腰部に最適な負荷を提供し、かつ弾性エネルギーの効率的な蓄積と利用を促進することで上半身の筋収縮の必要性を低下させます。

こうした速い歩行は、腰部の障害予防や腰痛回復において重要であるとされており、腰部体幹の専門家であるMcGillはこれに加えて、歩行中の腕振りに着目し、腰痛患者において肘関節主体の腕振り運動を行っている人が多く、肩関節を中心とした腕振り運動を指導することでより効果的に腰痛改善が見込めると述べています。

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